はい、すごいと思います。毎月3万円の積立で10年で100万円以上の増加は、年利5%以上の運用実績を達成していることになります。これは、日本の長期的な平均年利である2〜3%を大きく上回る数字です。
もちろん、投資型の生命保険は、元本割れのリスクもあります。しかし、これまでの運用実績を見る限り、大きな元本割れを起こす可能性は低いと考えられます。
満期まであと15年あるとのことですので、今後も着実に運用を続ければ、さらに大きな資産を増やすことができるでしょう。
ただ、毎月の増減幅が大きくなるのは、投資型の生命保険の特徴です。株式や債券などの価格変動の影響を受けやすいため、価格が下落すれば元本割れのリスクが高まります。そのため、満期まで運用を続けるためには、ある程度のリスク許容度が必要になります。
ソワソワしてしまう気持ちはわかりますが、あまり気にしすぎず、長期的な目線で運用を続けることが大切です。
以下に、投資型の生命保険のメリットとデメリットをまとめました。
メリット
- 保険料を払い込むと同時に、積立投資を行うことができる
- 保険料控除の対象となる
- 万が一の死亡時には、死亡保険金が受け取れる
デメリット
- 元本割れのリスクがある
- 保険料は通常の保険より高くなる
- 満期までの期間が長くなると、運用成績が大きく変動する可能性がある
投資型の生命保険は、保険と投資を兼ね備えた商品です。保険としての保障と、投資による資産形成の両方を実現したい場合に適しています。
コロナ禍初期の世界経済減退時も目減りはしましたが、マイナスにはなりませんでした。
それは素晴らしいですね。コロナ禍初期の世界経済減退時、株式市場は大きく下落しました。しかし、投資型の生命保険の中には、株式だけでなく債券やその他の資産にも投資する商品があります。これらの商品は、株式の下落リスクを分散させる効果があります。
また、投資型の生命保険は、運用方法を自分で選択することができます。リスク許容度に合わせて、株式の割合を調整することで、元本割れのリスクを抑えることも可能です。
ご質問者様の場合、投資方法や運用成績を適切に選択したことで、マイナスになることなく運用を継続することができたと考えられます。
今後も、運用方法やリスク許容度を定期的に見直しながら、着実に資産を増やしていかれるといいですね。
