アマゾンから「お客様のお支払い方法が承認されません」という件名で送られてくるスパムメールは、フィッシング詐欺の一種です。
メール本文には、お支払い方法の確認や更新を促すリンクが含まれていますが、クリックすると、フィッシングサイトに誘導され、IDやパスワード、クレジットカード番号などの個人情報を入力させられます。
このようなスパムメールは、送信元のアドレスを偽装して送られてくるため、迷惑メールフォルダに振り分けられない場合があります。そのため、以下のような対策を講じることで、被害を防ぐことができます。
- メール本文のリンクは絶対にクリックしない
- メール本文に記載されているURLを直接ブラウザに入力して、そのサイトが本当にアマゾンのサイトなのかを確認する
- アマゾンからのメールは、Amazonのウェブサイトから直接確認する
また、メールサービスによっては、送信元のアドレスを偽装したメールを迷惑メールフォルダに振り分ける機能が備わっている場合もあります。このような機能があれば、利用してみるのもよいでしょう。
具体的な対策としては、以下のような方法があります。
- メールサービスで、送信元のアドレスを偽装したメールを迷惑メールフォルダに振り分ける機能を利用する
- メールソフトで、送信元のアドレスを偽装したメールを迷惑メールフォルダに振り分けるルールを作成する
- メールアドレスを変更する
メールサービスで、送信元のアドレスを偽装したメールを迷惑メールフォルダに振り分ける機能を利用するのが、最も簡単な対策です。メールソフトでルールを作成するのであれば、メール本文に特定の文字列が含まれている場合や、送信元のアドレスが特定の文字列で始まる場合などを条件として設定するとよいでしょう。メールアドレスを変更するのであれば、なりすましの対象になりにくいアドレスにするのも効果的です。
また、アマゾンから送られてくるメールは、通常、Amazonのウェブサイトから確認することができます。そのため、メール本文のリンクをクリックするのではなく、Amazonのウェブサイトから直接確認するようにしましょう。
件名でスパムメールだとわかりますが、どうにもならないのがイライラしますね。
はい、それはお気持ちわかります。件名でスパムメールだとわかるのに、迷惑メールフォルダに振り分けられないというのは、非常にイライラしますよね。
このようなスパムメールは、送信元のアドレスを偽装して送られてくるため、メールサービス側も完全に防ぐことができません。そのため、メールユーザー側でも対策を講じる必要があります。
具体的な対策としては、冒頭でご紹介したように、メール本文のリンクは絶対にクリックしない、メール本文に記載されているURLを直接ブラウザに入力して確認する、アマゾンからのメールは、Amazonのウェブサイトから直接確認するなどの方法があります。
また、メールサービスによっては、送信元のアドレスを偽装したメールを迷惑メールフォルダに振り分ける機能が備わっている場合もあります。このような機能があれば、利用してみるのもよいでしょう。
もし、これらの対策を講じても、スパムメールが届き続ける場合は、メールアドレスを変更するのも一つの方法です。なりすましの対象になりにくいアドレスにするのも効果的です。
なお、スパムメールの被害を防ぐためには、メールサービスやメールソフトのセキュリティ機能をアップデートしておくことも大切です。また、フィッシング詐欺の被害に遭った場合は、すぐにカード会社や銀行に連絡するようにしましょう。
