なんと、あのフロイド・メイウェザーとマニー・パッキャオが再び拳を交えるというニュースが飛び込んできました。しかも、舞台は今年9月、配信はNetflix(ネットフリックス)の完全独占。さらに会場はラスベガスの最新巨大球体アリーナ「スフィア(Sphere)」です。
格闘技ファンとしては見逃せないビッグニュース……と言いたいところですが、皆さんはこのカードを聞いてどう思いましたか?正直なところ、私の第一印象は「またあの塩試合を見せられるのか……」でした。
今回は、この「世紀の再戦(?)」について、格闘技としての期待値の低さと、それとは裏腹にエンタメ映像作品として跳ね上がりまくっている期待値について、私の率直な思いを書いてみようと思います。
前回の「世紀の塩試合」と、お粗末な後日談
時計の針を少し戻しましょう。前回の対戦は「世紀の一戦」と世界中で大々的に煽られ、ファイトマネーもPPV(ペイ・パー・ビュー)の売上も天文学的な数字を叩き出しました。しかし、蓋を開けてみれば、メイウェザーの徹底した安全運転と、手数の出ないパッキャオによる、スリルに欠ける判定決着。見事なまでの「塩試合」でした。
さらに呆れたのは試合後です。パッキャオが「実は肩を痛めていた」と告白し、それを知らずに大金を払ってPPVを買ったり賭けをしたりしたファンから集団訴訟を起こされるという、なんとも後味の悪い裁判沙汰のドタバタ劇に発展しました。あの時の肩透かし感は、今でも鮮明に覚えています。
RIZINで見せたパッキャオの「限界」
そして現在のコンディションです。メイウェザーは現在49歳、パッキャオは47歳。お互いにすでにアラフィフです。
パッキャオに関しては、以前日本のRIZINで安保瑠輝也選手とエキシビションマッチを行った際の姿が記憶に新しいところです。あの時のパッキャオは、全盛期の「パックマン」と呼ばれた躍動感は見る影もなく、動きが重く、反応も鈍りきっていました。体格差があったとはいえ、あまりにも痛々しい姿にショックを受けたファンも多かったはずです。
メイウェザーも各地でエキシビションをこなしてはいますが、基本的には彼特有の「絶対に被弾しない、リスクを負わない」スタイルです。
この二人が再びリングで向かい合ったところで、全盛期のようなヒリヒリする技術戦や熱狂が生まれるとは到底思えません。おそらく今回も、お互いに決定的なリスクは避け、ダラダラとしたフルラウンドの「大人のスパーリング」のような展開になり、そのまま判定(もしくは勝敗無しのエキシビション扱い)に持ち込まれるのがオチでしょう。試合のクオリティに対する私の期待値は、控えめに言って「ゼロ」に近いです。
真のメインイベント:スフィア(Sphere)の圧倒的演出
では、なぜ私がこのイベントを「一応観る」つもりなのか。それは、試合そのものではなく、「会場の演出」と「ネトフリの映像表現」に強烈に惹かれているからです。
今回の会場であるラスベガスの「スフィア(Sphere)」は、総工費3000億円超とも言われる規格外のエンターテインメント施設です。以前、UFCがこの会場を使用した時(UFC 306)、私はその映像を見て度肝を抜かれました。
16Kという途方もない解像度を誇る超巨大LEDスクリーンが空間全体を飲み込み、オクタゴン(金網)すら小さく見えるほどの圧倒的な映像美。あの空間は、単なるスポーツの試合会場ではなく、巨大な没入型シアターです。
今回、ネットフリックスがあの空間をどう使いこなし、カメラワークや音響を組み立ててくるのか。映画さながらの最新の映像技術とド派手な演出で、スフィアの空間がどう化けるのか。映像コンテンツとしての完成度には、試合展開の100倍ワクワクしています。実質的なメインイベントは、二人のパンチの応酬ではなく「スフィアの演出」だと言っても過言ではありません。
ネトフリの「スポーツ配信」覇権争いと破壊的コスパ
そしてもう一つ驚かされるのが、ネットフリックスのえげつないまでの資金力とビジネス戦略です。
かつて、このクラスのメガイベントは、数千円から一万円近い追加料金を払って「PPV」で購入するのが当たり前でした。しかしネトフリは、それを通常のサブスク料金内にポーンと組み込んでしまいました。マイク・タイソン対ジェイク・ポールの試合や、NFL、プロレス(WWE)の独占配信など、彼らは完全に「ライブスポーツの生中継」で覇権を握りにきています。
私はU-NEXTやAmazonプライム、Disney+、Apple Oneなど、複数の配信サービスを併用していますが、毎月の固定費に見合うだけの(あるいはそれ以上の)強烈なコンテンツを投下してくるネトフリの「囲い込み戦略」には恐れ入るばかりです。追加料金なしでスフィアの超絶ショーが見られるなら、文句のつけようがありません。
9月に向けて。健康診断終わりの「ご褒美」として楽しむ
さて、試合が行われるのは9月。まだ少し先の話です。
個人的な話になりますが、私は現在、6月の健康診断に向けて目標体重57キロを目指してストイックな食事制限やジム通いを続けています。この試合が9月にあるということは……そうです、その頃には健康診断も無事に終わり、厳しいダイエットから解放されている(はずの)タイミングなのです。
ダラダラとした塩試合になるであろうことは百も承知。だからこそ、当日は最高に美味しいおつまみとお酒を用意して、極上の「映像エンタメショー」として割り切って観戦しようと企んでいます。
夏頃にはネトフリから、スフィアのド派手な映像をふんだんに使った煽りトレーラーがガンガン流れてくることでしょう。試合内容には期待せず、しかし演出には大いに期待して、9月のご褒美タイムを楽しみに待ちたいと思います。



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