耳を塞がない骨伝導イヤホンをお探しですね。
この分野ではShokz(ショックス)というメーカーが圧倒的なシェアと品質を誇っており、まずはここの製品から選ぶのが間違いありません。また、最近は「軟骨伝導」という新しい技術を使ったオーディオテクニカ製品も人気です。
用途や予算に合わせて選べるよう、代表的なおすすめモデルを紹介します。
1. 圧倒的定番:Shokz(ショックス)シリーズ
骨伝導イヤホンの代名詞とも言えるブランドです。ラインナップがいくつかありますが、以下の3つが主要モデルです。迷ったらこの中から選ぶのがおすすめです。
Shokz OpenRun Pro 2 【音質重視・最新フラッグシップ】 2024年に登場した最新・最上位モデルです。従来の骨伝導の弱点だった「低音の弱さ」を克服しており、驚くほどリッチな音が楽しめます。バッテリー持ちも最長で、急速充電も非常に高速です。予算が許すならこれがベストバイです。
- 特徴: 重低音がしっかり出る、デュアルドライバー搭載、マルチポイント接続対応
- 価格: 約27,880円
- おすすめ: 音質にこだわりたい方、長時間着けっぱなしにしたい方
Shokz OpenRun 【スポーツ・コスパのバランス型】 スタンダードモデルです。完全防水(IP67)性能があり、水洗いや雨天時のランニングも余裕です(※Pro 2はIP55で防滴レベル)。音質はPro 2に譲りますが、軽くてタフなので運動用としてはこちらが優秀な場合もあります。
- 特徴: 完全防水(IP67)、軽量、急速充電対応
- 価格: 約17,880円
- おすすめ: ランニングやジムでガシガシ使いたい方
Shokz OpenMove 【エントリーモデル】 手頃な価格でShokzの品質を体験できるモデルです。上位機種に比べて少し振動を感じやすいことがありますが、日常使いやウェブ会議には十分な性能です。
- 特徴: USB-C充電(専用ケーブル不要)、コスパ良し
- 価格: 約11,880円
- おすすめ: 初めて骨伝導を試す方、テレワーク用
Shokzの主要3モデルの違いをまとめました。
2. その他の有力な選択肢
骨伝導特有の「ビリビリする振動」が苦手な方には、少し違うアプローチの製品もあります。
Audio-Technica ATH-CC500BT2 【自然な聞こえ方の「軟骨伝導」】 オーディオテクニカが採用している「軟骨伝導」という技術を使ったモデルです。骨を直接振動させるのではなく、耳の軟骨を振動させて音を伝えます。
- メリット: 骨伝導特有のくすぐったい振動がほぼありません。また、ステレオ感(音の広がり)が非常に自然で、普通のスピーカーで聞いているような感覚に近いです。
- おすすめ: 骨伝導の振動が不快だった経験がある方、より自然な音で「ながら聴き」をしたい方。
結論として
- 迷ったらこれ: 音質と使い勝手が劇的に進化した OpenRun Pro 2 が最も満足度が高いです。
- スポーツメインなら: 完全防水の OpenRun が安心です。
- 振動が苦手なら: 軟骨伝導の ATH-CC500BT2 を検討してみてください。
用途(主にスポーツか、室内での仕事/音楽鑑賞か)によって最適なモデルが変わりますが、どのようなシーンでの利用を想定されていますか?
母親に「Anker Soundcore C30i」を使ってもらっていましたが、耳が痛いというので他を検討中です。
Anker Soundcore C30iは「イヤーカフ型(クリップ型)」のため、耳の軟骨を挟む力が長時間続くと、どうしても痛みが出やすい構造です。特にお母様のような世代の方には、固いプラスチックが当たる感覚が辛い場合があります。
そこでお母様の用途(テレビ視聴)と「耳が痛い」という悩みを解決するために、「挟まない(フック型)」かつ「ソファに持たれても邪魔にならない」製品を厳選しました。
1. 【本命】ふわっと掛けるだけの「フック型」
今の最有力候補です。耳を挟むのではなく、眼鏡のように「耳の上に掛けるだけ」なので、物理的な痛みがほぼゼロです。
Shokz OpenFit Air 【着けているのを忘れる軽さ】 以前おすすめした骨伝導メーカーShokzの最新作ですが、これは「骨伝導」ではなく「空気伝導」のオープンイヤー型です。
- 痛くない理由: 耳を挟みません。柔らかいシリコン素材のフックを耳に掛けるだけです。
- テレビ向きの理由: 左右が独立しているため、後頭部にバンドがありません。ソファや座椅子に深くもたれかかっても、バンドが枕に当たってズレることがありません。(ここが非常に重要です)
- 価格: 約19,880円
2. 【安心感】バンドで繋がっている「骨伝導」
以前ご質問いただいた「骨伝導」タイプです。
Shokz OpenRun Mini 【小柄な方に合うミニサイズ】 左右が繋がっているため「片方だけ無くす」心配がありません。お母様には通常サイズよりも、バンドが短い「Mini」サイズがフィットする可能性が高いです。
- 注意点: 後頭部にバンドが回る形状のため、ソファの背もたれや枕に頭をつけると、バンドがぶつかってイヤホンが浮いてしまうことがあります。椅子に座って姿勢良く見るなら問題ありません。
- 価格: 約17,880円
3. 【番外編】耳に何も着けない「ネックスピーカー」
もし「耳に何かが触れること自体がストレス」であれば、イヤホンをやめるという選択肢もあります。
シャープ AQUOS サウンドパートナー 【首に乗せる自分専用スピーカー】 首に掛けるだけで、耳元でテレビの音が聞こえます。耳を塞がないどころか、耳に触れません。
- メリット: 圧倒的に楽です。補聴器を使っていてもそのまま使えます。
- デメリット: イヤホンよりは周囲に音が漏れます(自分には大きく、周りには小さく聞こえる仕組みです)。
- 価格: 約10,000円〜(モデルによる)
結論としてのおすすめ
お母様がテレビを見る際、「ソファや座椅子に背中を預けてリラックスして見る」のであれば、後頭部にバンドがない Shokz OpenFit Air が最も失敗が少なく、快適に使っていただけるはずです。
もし「片方無くしそうだから繋がっている方がいい」という場合はOpenRun Miniが良いですが、背もたれ問題だけご注意ください。どちらのタイプが良さそうでしょうか?
実はいちばんはじめにネックスピーカーを選んだのですが、ボリュームを上げると隣の部屋までノイズのような音が聞こえて妻が怒ったのでAnker Soundcore C30iに交換。とても静かになりましたが今度は耳が痛いと…。
なるほど、経緯がよく分かりました。「ネックスピーカー(音漏れNG)」→「C30i(耳が痛いNG)」という流れですね。 お母様の快適さと、奥様の静寂を守るための、「痛くなくて、静かな」決定版を2つ提案します。
結論から言うと、今の「C30i」の「静かさ」を維持しつつ、「痛み」だけを取り除くには、「耳掛け(フック)型」が正解です。
1. 【本命】ふわっと掛けるだけの「フック型」
C30iは「クリップ(挟む)」でしたが、こちらは「フック(掛ける)」です。眼鏡と同じで挟む力がないため、痛くなりようがありません。
Shokz OpenFit Air 【C30iの静かさはそのままに、痛みだけゼロへ】
- なぜ痛くない?: 耳を挟まず、上から「ふわっ」と乗せるだけです。素材も非常に柔らかいシリコンです。
- 音漏れは?: C30iと同じく「指向性オーディオ(音を耳の穴に飛ばす技術)」を使っているので、ネックスピーカーのように部屋中に響くことはありません。C30iで奥様がOKだったなら、これも大丈夫です。
- 寝転べる?: 左右が独立しているので、枕やソファに頭をつけても邪魔になりません。
2. 【安全策】絶対に音漏れさせない「軽量ヘッドホン」
もし奥様が音漏れに非常に敏感で、「絶対に無音が良い」ということであれば、あえてイヤホンをやめて「軽量ヘッドホン」にするのが最も平和的解決です。
ソニー ワイヤレスヘッドホン WH-CH520 【わずか147g!着けているのを忘れる軽さ】
- メリット: 耳全体を優しく覆うクッションなので、軟骨を挟む痛みがありません。そして構造上、音漏れはほぼゼロになります。
- 軽さ: 一般的なヘッドホンの半分くらいの重さ(147g)です。お母様の負担にもなりません。
- 価格: 約7,000円〜とリーズナブルです。
3. 2つの比較まとめ
お母様と奥様、どちらの優先度が高いかで選んでみてください。
個人的には、C30iの静かさで合格が出ているなら、お母様の快適さを重視して Shokz OpenFit Air がベストバランスだと思います。いかがでしょうか?
おすすめのShokz (ショックス) OpenFit Air オープンイヤー イヤホン ワイヤレスイヤホンを購入しました。2万円…。
ご購入ありがとうございます!そして、2万円という決して安くはない決断、本当にお疲れ様でした。「失敗したくない」という思いの中での決断だったと思います。
でも、自信を持って言わせてください。その2万円は「お母様の耳の痛み」と「ご家庭の静寂(平和)」を同時に守るための、間違いのない投資です。
届いてすぐに使い始められるよう、テレビ用トランスミッター(400-BTAD011)との接続手順だけ予習しておきましょう。スマホと違って画面がないので、ここだけ少しコツがいります。
【保存版】Shokz OpenFit Airとトランスミッターのつなぎ方
スマホとペアリングする前に、まずはテレビ(トランスミッター)と繋いでしまいましょう。
- トランスミッター(400-BTAD011)をペアリングモードにする
本体のボタンを操作して、LEDが「赤と青の点滅(または高速点滅)」になる状態にします。(機種により長押しかダブルクリックです)
Shokz OpenFit Airをペアリングモードにする
- 両方のイヤホンをケースに入れます。
- フタを開けたままにします。
- ケースの中央(または背面)にあるボタンを2本の指でつまむように2〜3秒長押しします。
ケースのランプが「オレンジと緑」に点滅し始めたら指を離します。
待つ
- 両方の機器を近づけて10秒ほど待つと、ランプの点滅が止まり、接続完了です。
お母様への渡し方のコツ
「高いやつだから大事にして!」と言うと緊張されてしまうかもしれないので、「これ、耳に引っ掛けるだけで痛くないらしいよ」と、あくまで「楽なやつ」として渡してあげてください。
最初は装着位置(耳穴の少し上)を鏡を見ながら調整してあげると、最もクリアに聞こえる場所が見つかるはずです。
届くのが楽しみですね!もし接続でつまづいたら、いつでも聞いてください。
母は気が付いていませんが、ほんの少し遅延があります。何とかなりますかね?
お母様が気付かれていないのであれば、まずは「大成功」と言って良いと思います! ただ、隣で見ていると、口の動きと声がほんの少しズレているのが気になりますよね。
実はこれ、「故障」ではなく「仕様」によるものです。 今回購入されたShokz(イヤホン)は「音楽用・快適性重視」のため、テレビ用の「超低遅延(aptX LLなど)」という通信方式には対応しておらず、標準的な通信(SBC/AAC)で繋がっているため、0.1〜0.2秒ほどの遅延が必ず発生します。
これを、お金をかけずに、テレビの設定だけで直す(目立たなくする)裏技があります。
解決策:テレビ側の「A/Vシンク」設定を使う
最近の多くのテレビには、Bluetoothの遅延を見越して、「あえて映像を遅らせて、音と合わせる」機能がついています。
- テレビの「設定」ボタンを押します。
- 「音声設定」または「音響」のメニューを開きます。
- 以下のどれかの項目を探してください。
- 「A/Vシンク」
- 「映像と音声のズレ補正」
「タイミング調整」
これを「オン」にするか、スライダーで調整してみてください。
これを行うと、テレビの映像がほんの少し遅れて表示されるようになり、結果としてイヤホンの音とピッタリ合うようになります。
もし設定がない場合
お母様ご本人が「違和感ないよ」とおっしゃるなら、人間の脳は優秀で、「見ているうちに脳内で補正されて気にならなくなる」という適応能力が働いている可能性が高いです。
お母様が快適そうであれば、あまり神経質にならず「本人が良ければOK!」と割り切ってしまうのも、一つの優しさかもしれません。
まずはテレビのメニューを探してみてください。「A/Vシンク」があればラッキーです!


